時事雑感

万博日記 8月5日(火) 17:10-21:00

普段より夕方以降を中心に訪問していますが、この日は1時間早く訪問。
1時間早いとちょっと違った光景があります。人気パビリオンの一つである「住友館」の予約抽選申込ができたりとか。まぁ落ちたんですが…。

相変わらず人が多く、どこに並ぶか迷ってしまいます。東ゲートから入って3つ並ぶ海外館のうち、フィリピンにだけまだ入っていなかったのでそこに入ることを決意。
だいたい20分くらい待ったでしょうか。待っているうちになんとなくおかしい感じがしていたのですが、入ってからおかしい事に気づきました。何が?って「視界がおかしい」のです…そう、これは熱中症…。涼しい館内のはずなのに汗もとまりません。これはマズい…。
そこまで重度ではないので、館内のベンチに腰掛けて休養をとります。それで回復したからよかったのですが、症状が出る前から予防すべきでした。
原因を自分なりに考えると、会場に入ってから色んな抽選に申し込んで(そして落ちて)フィリピン館の列に並ぶまで1時間ほど屋外に居たにもかかわらず水分を全くとらなかったことではないかと。並び始めてから初めてお茶を飲みましたがそれでは手遅れだったようです。

   

こんな感じなので、フィリピン間の見学は最小限に留めて飲食店を探します。えり好みせず、出来るだけ近くにあるところ。大屋根リング外周にベトナム料理店があったのでフォーを頼みます。塩味が異様においしく感じたのはさっきの熱中症もあるかも。値段は高めだけど、野菜もしっかり入っていて手抜きはしてない感じです。

さて、体力は回復したけどきょうはむやみに動くのはやめましょう。
行列がエグいパビリオンとして筆頭に上がるのはイタリア館ですが、それよりも入るのが難しいと呼ばれるパビリオンが東ゲート側にあります。
それはアイルランド館で、演奏会込みの展示を見たければ日に2回しか無いチャンスに向かって並ばねばならない、朝の場合はダッシュしなければならない(※会場内を走るのは危険です!)などと言われています。
とはいえ、演奏会がなければそこまで並ばないと言われているので、日が落ちているというのもありチャレンジ。結果40分ほどで入場できました。
入ると泥炭地を再現した展示。植物を現地から持ってくるのは無理だったようで日本の同種のもので構成しているとのことですが、雰囲気が感じられます。それよりも目を引いたのは、国土の位置・形を示す展示が北アイルランド部分も含みつつ国境線もなく単一の島として掲示されていること。これがアイルランドとしての立場なのでしょう。
続いての文化財の展示ではハープなどを展示しているのですが、解説の方がやってきておもむろに触ることを促していて「触っていいんだ…」と思ったり。とても良い音でした。
最後の映像展示があるホールはおそらく演奏会がなされる場所で、なるほど、こんな狭さでは争奪戦になってしまうのも納得。…万博会場の面積が倍になって、パビリオンの数がそのままで全部倍だったらよかったのに…なんて…。

      

結局21時に帰りました。