時事雑感

万博日記 10月1日(水) 17:00-21:30

最後の月がやってきました。もう泣いても笑っても13日には終わります。
でも、こんなに賑わっている場所が半月後には入れなくなるとは俄かに信じがたいものです…。

いろいろな要素も閉幕に向けて変わっていて、この日から登場したのが「フィナーレスタンプ」。東ゲートは混んでいるので散歩がてら大屋根リングを歩き(途中夕焼け空やガンダムを取ったりしつつ)西ゲートまで行って押しました。

         

今日は改めて「静けさの森」を歩いてみることに。多くの来場者はあの周囲で迷うばかりであの森に入ったことがないように思われますが、この中にもいくつか見どころがあるのです。
なかでも、ピエール・ユイグというアーティストの作品に「夜の森の中から黄金の仮面の人物が現れる」という謎すぎるパフォーマンスがあって、それを見てみました。最小限の照明の森、光る黄金仮面が現れました。時折動いたり音を発したりしますがコミュニケーションは取れません。それこそがアーティストの意図とのこと。不思議な時間を過ごしました。このパフォーマンスが行われる近くに同じアーティストの作品があり、一見朽ちた石像なのですが、触ると人肌の温かさが感じられるという不思議な作品。
また別の一角にはトマス・サラセーノというアーティストによるワイヤーで吊られた作品があり、よく見ると鳥の巣箱や昆虫の住処となるような仕掛けになっています。
それにしても落ち着いた空間です。この森の外は来場者がひしめき合っているというのに、混雑も喧騒も森が遮ってくれています。森というものの大切な機能を感じさせられます。

     

そのあと大屋根リング下でパビリオン越しにドローンショーを見たり、eMoverのスタンプを押したり、NTTパビリオンの公衆電話を体験したりしました。

   

次の来場が本当に最後の最終日。…どのように終わるのでしょうか…。
 

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  • タグ:EXPO2025
  • Author:D.Na