時事雑感

私の2023年夏現在のSNS関係をまとめてみた。

時はSNS群雄割拠時代―

お久しぶりです。日々SNSを使っていると私のような古のインターネットユーザーでもウェブサイトを更新しなくなってしまいますね。
今回は、ふと思い立って私D.Naの2023年夏現在のSNSなどの利用状況をまとめてみようと思います。今現在としては私のことを見てくださる方に向けて情報をまとめておきたいという理由だけど、この記事を数年後に見たときに今とどのようにSNSと私自身が変わっているか、見たときにどんな感情を呼び起こすかということに興味があるというのもあります。

まずは昨今の情勢を簡単にメモ。

日本のインターネットは2011年あたりからずっとTwitterに頼って情報発信が行われてきたのだけど、イーロン・マスクによる買収によって色々な変更が加えられて、それを良くないと感じた人たちが他のSNSを模索しだした…というのが今。
私はそこまで急には変わらないと思っているけど、なかには激変するだろうと思っている人もいて、混沌としています。
 

よく使っているもの

Twitter

なんだかんだでいちばん使っているSNS。サービスが色々と変わってってるのは事実だけど、やっぱり過去の繋がりとか記録とかがあるのがなかなか離れられないんですよね。
(個人に係る)アカウントは2つあって、ひとつは全く個人的なもので、もうひとつはデザインサービス用のもの。個人的でない、団体のアカウントでログインできるものはたくさんあって、実は自分がTwitterで書いていることは結構いろいろあるのです。
それらのアカウントを今更移行するとしたらどうするんだ…と皆思っていて、互いに動向の探り合いをしているのがこの夏で、そんな状況だからこそこの記事を書いています。

Instagram

画像ありきのSNSであるInstagramはわりと閲覧メインで使ってて、時折お気に入りの写真を上げる程度です。
その、Twitter民はよく「リア充のSNS」とか「陽キャの巣」などと言って忌避するんですが、使い方が悪いか、そもそも使いもせずに印象を語ってるだけだと思います。
私は漫画同人系のイラストアカウントと、VRChat民のアカウントを中心にフォローして、あと乗り物系の企業アカウントを若干フォローしているのですが、その結果イラストとぶいちゃ民のkawaiiムーブと乗り物の写真しか流れてきません。なんならイラスト系のアカウントを追いかけたいならここまで向いているSNSは無いと思います。基本的にはイラストアカウントはイラストしかあげてこないので、Twitterで「日常ツイートすんな」とか訳の分からないことを喚くのならさっさとインスタのROM専になりましょう。別に無理してインスタ映えとか狙わなくていいので。
画像ありきなのが特徴で、それが強みでもあり弱点だったのですが、Threadsがでてきてそのへんの弱点を埋めようとしてきているので今後が楽しみです。

Pixiv

SNSというと微妙なんだけど、まぁアカウントあって使ってるので一応。もともと絵描きを標榜していた私ですが、最近はほとんど描いてないのもあって投稿は非常に稀で、実質ROM用アカウントです。
Pixiv以前と以後での絵描きのシーンは激変していて、それまで個人ホームページに掲載していたのがSNSに投稿するスタイルになり、色々あってPixivに投稿するのをやめてもホームページには戻らず何らかのウェブサービスを探すという感じになってますね。
昨今は生成AI関係で絵描きの心情を害することがあるのでアクティブなユーザーは減っているかもだけど、なんだかんだで今後も使われていくのではないかと私は考えています。今のところ代わりになる革命的なサービスが出そうにもないので。
あと、BoothもPixivのサービスなので、そっちの重要性が増している感じがありますね…。(Boothについては後述します)

VRChat

SNSとしては特異で、利用者も全体として見たらかなり少ないはずなんだけど、今の私にとってかなり重要なSNSです。画面を見ている時間だったらここが一番長いかもしれない。
VRChatは「VRSNS」というくくりだけど、一般的なSNSを想像するより「MMORPGから戦闘要素をなくしてロビー・コミュニケーション機能を大幅に強化したもの」といったほうが理解が早いかもしれません。
VRと冠されていますがVRゴーグル(HMD)は必須ではなく、事実、私も初期はゲーミングノートパソコンのデスクトップモードでJoinしてました。とはいえ私がどっぷりハマったのはHMDを使用して以降です。
もし興味を持たれた場合、いきなりHMDを買う前にデスクトップモードで試してみて感触を掴んで「これはハマれそうだ」と思ったらHMDを買うのがいいでしょう。安くはないので。
HMDを最初に被った時は驚きでした。いくら高度な3Dグラフィックであっても通常のディスプレイでは平面でしか無いものが、HMDで見ると遠くのものは遠く、近くのものは手に取れるようなイメージで見える。アバター(3Dキャラクター)を纏った他ユーザーが歩み寄って私の頭を撫でれば、本当に撫でられているのではと錯覚するくらい。…まぁ、そのアバターが女性キャラであっても、聞こえてくる声が男性のそれだったりすることには最初違和感がありましたが、じきに慣れました。Twitterのアイコンが女性キャラでも男性だったりするようなものです。
あと、音声処理が凄い。例えば左後ろの視界外から声をかけられたら本当にそっちから聞こえて、それを頼りに振り返ればそこに声をかけたユーザーが居るのです。これは視界以上の大きな効果を産んでいると感じます。
また、それぞれのユーザーの動き ─首を傾げる、右手を上げるといった─ は、その通りに3D空間内に描写されます。その人らしい仕草、というのがわかるのです。凄いと思ったのは「D.Naさん左利きなんですね」といきなり言われたとき。それを言った人は、私が3Dペン(空間内に書けるペンがあるのです)を左で持って字を書いているのを見て気づいたとのこと。ネットを介して利き手が言わずとも伝わるSNSがこれまであっただろうか、いやない。
で、そんな世界で何をしているかというと、日常を過ごしています。友人との他愛ない喋りだったり、簡単なゲームだったり、モデリングとかクリエイティブの話だったり。日々訪れる様々なワールドで、日々変わらず過ごしています。
そんな日々訪れるワールドのなかで一番訪れている日本の都市を再現していくワールド「Japan Street」では、いつの間にか「市長」と呼ばれる役回りになっていました。たんに問題調整担当なのですが、何故かそんな尊大な役職名になっています。
あとVRニュースメディアの記者をやったり(こないだも記事一本書きました)、いくつかのコミュニティのロゴ・ポスターのデザインをしたりと、2020年以降の自分にはなくては語れない存在になっています。
長くなっちゃった、次に行きましょう。
 

SNSでは無いけど使ってるウェブサービス

Booth

Pixivがつくったネットショップ運営サービス。アマチュア的・同人活動的な視点で作られていて、たいへん使いやすいのです。販売するものはリアルのものとは限らず、ダウンロード物でもよく、しかも無料ダウンロードとしてものを置くこともできるのがよいところ。
売る側(頒布側)としての私は、先程書いたVRChat内の都市ワールド「Japan Street」関連のものを主に置いています。VR内掲載用ポスター画像やちょっとしたもののダウンロード(お布施用として有料版も設定してます)、グッズ受注制作サービスのPixiv Factoryと連携した色々のグッズも販売してます。受注制作なので割高だけど在庫を考えなくていいのが非常に良いです。
買う側としてはもっとよく使ってて、同人誌の購入はもちろんですが、VRChatで使うアバターのダウンロード購入でめちゃくちゃ使ってます。たくさんアバターがあったところで結局いつもアバターばっかり使うのに何故か買っちゃいます。クオリティが凄いというか、ゲームでも充分以上に映える3Dモデルが数千円で誰でも買えるというのが魅力的すぎるんですよ。結局のところ、同人誌の世界でもVRの世界でも私が見たいものは「色々なクリエイティブな作品」なんだろうなって思います。

Suzuri

グッズ受注制作サービス。順番としてはBoothより先にこっちがあったので準備してるグッズの種類は豊富なんですが、あんまりこっちで売れることはないですね…。

Flickr

写真共有サービス。VRChatの写真を共有するために作ったんですが、最初にアップしたっきり新たに共有してないですね…。たまには使うか。
 

実はアカウントある/あるのかどうかもよくわからん系

Mixi

古の日本インターネットユーザーはアカウントを持っているかもしれないサービス、Mixi。更新は2011年の頃っきりなく、ログインするのも稀です。
久々にまじまじとページを見ていますが、デザインの時代がかり具合が凄いですね…動態保存的というか…。
一頃の日本では隆盛を誇ったSNSですし、なんとか残ってはいくとは思うんですが、いつまで続くかはわからないですね。

ICQ

\アッオー!/
…はい、インターネット老人会です。上記のような珍妙な通知音のメッセージングアプリがあったのです。
世の中のメッセージングアプリの源流にあたるような存在で、「実は今もある」ということで今も話題になるアプリ筆頭。一時期はこれで友人とチャットをテレホタイム(死語)じゅうやってましたね…。
サービス存続中ということは、もしかしたらアカウントが残ってる可能性もあるんですが、もう忘れちゃいましたね…。
でもあの「アッオー!」の音は死ぬまで忘れないよ!
 

これから使っていくかもしれないもの

Threads

Meta社が始めたSNSサービス。Instagramと紐づいたかたちでアカウントが作られるので、「インスタのサブサービス」とも言えるかもしれません。
Twitterの対抗馬としてつくられた節はあるんですが、私はいい意味でTwitterとは違う使われ方をしていくのではないかと思っています。
今のところ私はVRChatの話題をする場所にしているけど、どんな使い方をしていくかは未知数です。
 

まとめ

書き出してみると、思いのほか様々なサービスを使っていることがわかりますね。あとMisskeyあたりも気になってはいるのですが、どう自分のライフスタイルに加えるのかが想像つかず二の足を踏んでいます。
各々のサービスに合わせて使い方を変えているのが私なりの特徴なんですが、それがこのSNSの変化でどう変わっていくのか、興味深いところです。

  • Category:日記
  • Author:D.Na