万博日記 7月14日(月) 18:05-21:00
この日は雨がちの天気。入場時は降っていませんでしたがしばらくすると結構な本降りに。予約しているパビリオンの時刻を考えると傘をさしてコモンズに出かける気にもなれず、大屋根リングの下にあるグッズショップを見たりして時間を潰すことに。まぁこんな日もあるよね。
さて、本日予約したのは「関西パビリオン」。このパビリオンでは一般的に言われる関西の府県に加えて福井・鳥取・徳島・三重の各県を含んだ展示があります。ただし奈良県に関しては個別の展示は常設でなく、大阪府に併合されていた時期の恨みもあって関西広域連合の加入が遅かった奈良県はちょっと温度感が違うようです。
このパビリオンの魅力は各府県でそれぞれに雰囲気の異なる展示を一度に見られること。なので各府県を全部まわりたかったのですが、鳥取砂丘の砂を体験できるという鳥取県と、恐竜に関する展示の福井県は人気ゆえなかに入れず入口だけとなりました。
徳島県
まずは徳島県に。ここの展示は特産の藍を押し出したもの。それよりも気になっていたのが「徳島県への招待状クーポン」という500円で徳島に行けるクーポンの配布。近くてもなかなか行く機会がないので、せっかくだから貰っちゃいましょう。
三重県
三重県の展示は、壁にある引き出し状の展示ケースに特産などが展示されているもの。松坂牛といったメジャーなものから、知らなかったものもあって面白い。半導体等の出荷額が日本一とは知らなかったです。調べてみると、キオクシア、ウエスタンデジタル、ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパンなどの工場があるんですね。
あと「かたやき」と呼ばれる伊賀忍者の携帯食を起源とする非常に堅いお菓子があるらしく…。これは北九州名物「くろがね堅パン」と勝負させてみたいですね!
和歌山県
空間を広く取った展示。縦長のディスプレイが並んでおり、紀州塗りで仕上げられているとのこと。和菓子を提供するカウンターがあるのですが、完売しているとのことで残念。このカウンターも紀州材とのこと。
兵庫県
「ミライバス」というバスに乗るという体の映像コンテンツ。映像は撮影できないので入口の展示の写真だけ。
コンパニオンキャラが「兵庫には日本一・日本初がたくさんあるんだー」みたいなことを言うので何かと思ったら、「イザナギとイザナミが天逆鉾で最初に作ったオノゴロ島が…」みたいなこと言い出してのけぞりました。まぁ…確かにその後の島生みでも淡路島から生み出していくので兵庫が日本の最初の土地という主張はそうなんですが…。
京都府
京都らしく、入口からしゃれた感じを出してきます。壁、床は京瓦を使用しているとのこと。全体的に精緻さ、繊細さが感じられる展示でいい感じです。やっぱり京都ってこういう感じよねって感じではあるのでそういう意味での驚きはありませんが、展示されているものは間違いなく一流です。
滋賀県
最後に見たのは滋賀県。映像展示なのですが一工夫があって、映像と連動して450個の球体が様々に光りながら浮遊するという仕掛けがあります。映像もいい感じに美しく、そのほとんどに琵琶湖が関係してくるところが存在の大きさを感じさせられます。
もっと見たかったけど21時が近づいておりもう閉館時刻。いつものように帰りました。